こんにちは!
定年退職間近の全財産が「貯金7万円・借金200万円」だった、たこちです^^
今日もブログに訪問してくださり、ありがとうございます!
今回は「専業主婦がネットワークビジネスにハマって借金を抱えたけど、今は笑って話せるようになったよ」というお話です。
※この記事にはアフェリエイトが含まれています。
若気の至りと、まさかの完済!
前回までのお話では
「蕎麦ハラ市役所 → 貯金ゼロからのスポーツクラブ入会 → なぜか大手企業で正社員になっちゃった!?」
という怒涛の展開をお届けしました(笑)
で、ですね…
若気の至りでノリと勢いだけで買っちゃった高級スポーツカーのローンなんですが…。
これ、結婚を機に退職を決め、6年分の退職金+親族からの結婚祝いをかき集めて、
さらにその後2年間、生活費をめちゃくちゃ切り詰めてようやく完済したんですよ〜!
我ながら、ようやった。
一緒に返済に協力してくれた夫にも感謝♡
でも…
結婚生活は10年間、孤独な専業主婦だった。
車のローンと一緒に(?)苦楽を共にした夫との結婚生活は、残念ながら10年で終わりました。
でね、その10年間、夫の強い希望で私は完全に「専業主婦」だったんです。
仕事もパートもNG。
子どもたちと家庭を守るだけの10年間…子育てを通した知人は増えたけれど、社会の流れから完全に隔離されたような孤独感。
…それが、ほんっとうにツラかったんです。
社会との繋がりを求めて…
実は…このどうしようもない孤独感に悩まされていた時期に、人生の中でも封印したい黒歴史が始まります。
それが、
ネットワークビジネス沼。
いや、別にビジネスがしたかったわけじゃないんです💦
ただね、育児と家事だけの毎日を送ってると、なんだか本当に自分の存在意義とか考えちゃってw
「社会の役に立っていない自分」
「もう、家庭内でしか意味ない自分」
とかって、自分を否定するようなことばかり考えちゃってました。
「〇〇さんの奥さん」とか、「〇〇くんのママ」
じゃなくて、ちゃんと
「たこちさん」
って、私を名前で呼んでくれる、誰かと繋がりたかった。
私自身を、誰かに認めてほしかったんですよね。
「ひとつ上のミーティング」ってなんなんよ!
そんな時に出会ったネットワークビジネス。
ちょこっと商品を紹介すると
「あなた!センスあるわね〜!」
なんて言われ、
笑顔で話してると
「あなた、このお仕事に向いてるよ〜!」ってノセられ…
「リーダー素質あるし、ひとつ上のミーティングに出てみようよ!」
……その「ひとつ上のミーティング」って言葉が、やけに胸に刺さるんです。
「あれ?もしかして、私って認められた?」って。
「家計に負担が無いビジネスだから、大丈夫よ♪」
って甘いこと言われ、何も疑わずズブズブいきました。
輝いて見えた人たちと、自分
ネットワークビジネスをやってる人たちって、どうしてあんなにキラキラしてるんだろう?
40代〜50代の女性が中心だったけど、
「ディレクター」って呼ばれる人たちは、みんな新築マンションに住んで高級車に乗ってて…
「私も頑張れば、あんなふうになれるのかも!」って、本気で思ってたんです。
在庫は持たなくていい…けど、買ってるやん私!
で、結局のところ
- どんなに頑固な油汚れも「びっくり」するほど落ちる洗剤
- シミがどんどん薄くなるアロエ化粧品
- ミツバチが作る最高の健康食品
…などなど、毎月2〜3万円分を自腹購入。
「紹介し続ければタダになるし、売上が出たらキャッシュバックもあるわよ♪」
とか言われたけど、
キャッシュバックをもらうには、自分が毎月必ず3万円以上、商品を買うのが条件(笑)
どこがタダやねん。
ダメ押しは「痩せる機械」…
そして極めつけは、第二子妊娠中の激しい悪阻で激やせしてたのに
30万円もする「痩せる機械」を、5年ローンで買いました…。
えぇ、自分でも信じられません。
「私にはセンスある!」
「このお仕事に向いている!」
「ひとつ上のミーティングに、出続けられるよう努力しなくちゃ!」
って、この集まりを盲信してたのです。
(あれ?もしかして私、洗脳されやすい?キラキラに弱い??)
離婚とローンと私
この「痩せる機械」のローンが始まったタイミングで、なんと離婚が決定。
息子たちと、買ったばかりの「痩せる機械」のローン30万円を抱え、家を出ることになりました。
こうやって文字にしてみると…
バカすぎる!!
ほんとに、バカバカバカ!!(涙)
🌸まとめ:あの頃の私に、そっと声をかけてあげたい
子育てしてたあの10年間、時々ふいに、ものすごく寂しくなる瞬間があったんです。
「なんか私だけ取り残されてない?」
「このまま社会から忘れられちゃうのかな…?」
って、理由もよく分からないまま、ただ焦ってた。
いまの私なら…
「たこち、ちょっと落ち着こ?大丈夫だから😊」
って、あの頃の自分に優しく声をかけてあげたい気持ちです。
だけど、そんなふうにしみじみしてるくせに…
ええ、まだ終わらないんです。
この先もまだまだ、
『バカは続くよ、どこまでも』(笑)
また次回も、のぞきに来てくれたら嬉しいです〜!
あの頃の私に「いい香りで癒やされて落ち着こう」ってお勧めしたいもの
必死に子育てしてる時って、周りが見えなくなったり焦ったりしちうことってありますよね?
それだけ一生懸命に子育てに向き合っているってことなんです。
でも、頑張っている自分の心から
「なんだか寂しいよー」
「辛いよー」
っていう叫び声が聞こえたら、ちゃんと自分で労ってあげましょうね。
特別な香りで包まれ癒やされるのも、お勧めです^^