初めての就職は地方公務員!5年間で貯めたお金はたったの◯◯万円【職歴1】

公務員時代

こんにちは、たこちです!
私は、還暦を目前にしてから資産形成に本気で取り組み始めました。

というのも…

実は私…人生の大半、ほぼ貯金ゼロで生きてきちゃったんです〜
むしろ、ローン・失敗・後悔💦のオンパレード😅

「なんでいつまでたっても貯金が増えないのかなー?」

と過去を振り返ってみると

いつも「なんとかなるっしょ〜」と深く考えずに流されていた自分がいたんです。

このカテゴリでは、そんな私のこれまでの**「職歴」**を振り返っています。
一風変わった(?)働き方やお金の流れを、順を追ってまとめました。

どなたかの参考に、安心材料に、あるいはちょっとした笑いになれば嬉しいです😊

高卒で地方公務員に。給与は手取り7〜8万円

高校卒業後、最初に就いた仕事は地方公務員。

昭和50年代後半、当時の高卒公務員の手取りは7〜8万円ほどでした

40年以上も前の話で「消費税」もまだ無い頃のことですが、それでも手取り7〜8万での生活はキツかった〜。

1年目は朝・夕食付きの下宿生活だったため、食費は昼食だけが実費でした。

そんな下宿代が、月に35,000円。

加えて通勤定期代を引くと、手元に残るのは3万円弱です

世間知らずだった私は当初、「3万円も手元に残るなら余裕〜!」

と考えていたのですが、そんなわけありません。

出費は食費だけじゃなく、細々した日用品や交際費だってかかります。

「余裕〜」と笑っていた自分にゲンコツ👊張ってやりたい!

先輩から

「2年目からちょっとだけ昇給するよ!」

と嬉しい話しを聞いた私は、調子に乗って下宿から自炊生活にしたのですが、

「昇給するけど、2年目から住民税が給与から引かれる」

などという衝撃の事実を知らなかったので、結局手取り額が変わることはなく、家賃・光熱費・銭湯代(風呂なしアパートが当たり前の時代)などに苦しみ、いつもいつも金欠状態でした。

ボーナスを少しづつ貯金

唯一の救いはボーナスの存在。

でも生活費の補填やら、普段買うことを我慢していた洋服代や化粧品代として、少ないボーナスは「あっという間」に消えてしまいます。

帰省のための交通費も、用意しておかなくてはなりません。

「公務員なのだから安定した収入があっていいじゃない?」

と思う人もいるかもしれませんが、高卒公務員の所得は

すごく安定=すっごく安く定まっていたんです😅

なるべくボーナスを使わないよう心がけてはいたものの、通帳に記載される金額は増えては減り…を繰り返すだけ。

「堅実に働いてるのに、なんでいつも…こんなに余裕がないんだろう…」

そんな気持ちが少しづつ、心に積もっていきました。

バブル期の友人たちはキラキラ✨生活

一方その頃、世の中はバブル景気の真っただ中!

(世の中、みんなイェ〜イ!って感じに浮かれてたw)

銀行や保険会社に就職した友人や、大学生の友人たちは、

  • 海外旅行の話

  • ブランドバッグやアクセサリーの話

  • 彼氏の車は高級車!

  • 合コンやパーティの話…

など、キラキラ✨したエピソードが増えていきます。

はじめの頃はTシャツ&ジーンズで酎ハイ飲みながらワイワイお喋りしていた仲間たちが、だんだんキレイになり、高級そうな服を着るようになりました。

飲み会の集合場所も、居酒屋からレストランやホテルのラウンジになり、

酎ハイがバーボンやワインに変わり…

「ヤバい!私、もうついていけないかも…。」

と、おサイフ事情が苦しい私に、交際費が重くのしかかってきていました。

比べてしまう日々。公務員生活に疑問が…

そんな友人たちと会うたびに、自分の地味〜な生活がますますみじめに感じられてきました。

「私の毎日って、全然つまらない…」
「公務員になったと親は喜んでくれてるけど、本当にこのままでいいのかな?」
「辞めたいけど、安定を捨てるのはもったいない…?」

と、心は揺れに揺れていました

「私だって、キラキラ✨したいのに…」

そして退職を決意、手元にはわずか30万円

最終的に、20歳そこそこの私はこう考えました。

「毎日まじめに働いてるのに、手取りも増えない。アホらしい!馬鹿らしい!」

そして、入庁から5年で退職を決意

「このまま公務員やってたって、お金に余裕なんかできない!」

「私もキラキラ✨するんだ!!」

退職を決意した当時手元にあったのは、5年間のボーナスで貯めた普通預金30万円と、わずかな退職金だけでした。

今、思い返しても「キラキラ✨」の気配なんて微塵も感じられません。

でも、当時の私は

「安月給の公務員を辞めたら、きっとなんとかなる!」

「きっと私もみんなと同じようにキラキラ✨できるはず!」

と、信じて疑わなかったのです😅

18歳から23歳の5年間をまとめてみたら

20代前半、せっかく安定した公務員として働いていたのに

「キラキラ✨した世界」に憧れて5年で退職。

手元に残ったのは、たった30万円の預金と僅かな退職金だけでした。

 

今振り返れば、

【お金の知識ゼロ】

【計画性もゼロ】

だった自分に驚きます😅

公務員だったから「キラキラ✨してない」とか「お金が無かった」んじゃなく、原因は他にあったのでしょうね。

だけど、その時の私にはわからなかったのです。

というか、深く考えていなかっただけw

 

目の前の「キラキラ✨」にばかり気持ちが行って

「なぜ貯金ができなかったのか」

「何を見直すべきだったのか」

ということに気づけないんです。

(とはいえ、気づくのはもっともーっと後になるんですけどねw)

 

こんなふうに人生のスタートからコケた私です。

「お金の勉強、ちゃんとしよう」と気づくのは、このスタートからナント40年後になります。

 

さて、公務員を退職してまで追い求めた「キラキラ✨」に、私の手は届くのでしょうか?

 

次回に続くw

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