こんにちは、たこちです^^
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離婚後、長男9歳・次男4歳のシングル生活スタート!
【前回までのお話し】
誰かに認められたくて…専業主婦が沼ったキラキラビジネスの罠【職歴・黒歴史編】
「痩せる機械」のローンを抱えたまま離婚した当時、長男は9歳で、次男はまだ4歳。
でもね、あの頃の私はほんっとうに脳天気で、毎度のごとく
「なんとかなるっしょ〜」
と、あまり深く考えてなかったんです。(苦笑)
とりあえず、子ども達を養うためにも、まずは仕事を探さなきゃ!と動き出しました。
だけど…仕事の探し方がわからない💦
実は私、人生初の就職こそちゃんと試験を受けましたが、その後は紹介とかバイトから正職になったというラッキーが続いていたために『まともな仕事の探し方』を知らなかったんです。
ハローワーク?派遣登録?
そんな職探しの王道は、全く思いつかず…(笑)
「土日祝休みで、夕方5時には帰れて、できれば収入も多くて、ボーナスもあって…」
って、夢みたいな条件を掲げて、友人や親戚に
「どっかに、そんな仕事ないかな〜?」
って、ひたすら聞いて回ってました(アホw)
ママ友のひと言で、人生がちょっと動き出す
そんなある日、同じ団地のママ友が
「生命保険会社の1ヶ月スクールに行くと、日当と交通費が出るよ!お弁当も出るって言うし、ちょっと稼げるよ!」
と誘ってくれたんです。
さらに、試験に合格すれば誰でも知っているような、大手保険会社の正社員になれる!
しかも、条件も私の理想に近い!
これはもう…
「いいじゃーん♪」ってなるわけです(笑)
妄想爆発!キラキラ✨&バリバリの生保レディになる予定でしたw
ママ友には
「1ヶ月だけ行ってみようって言ったじゃない、マジでやる気?」
「営業は大変だよ〜。ノルマもあるし…」
と冷静に言われました。
(今思えば、彼女のほうがよっぽど現実的だった)
でも私は、相変わらず(いや、根っから)キラキラ✨に弱いタイプ。
「営業主任✨」
「支部長✨」
といった輝くような肩書の、バリバリ働き稼いでいる素敵な女性たちの言葉にうっかり乗せられ、
「数年後には私もバリバリの成功者よ💪」
って、勝手に妄想を膨らませていたのです
( ´Д`)=3)
とにかくがむしゃら!でも空回りの日々…
確かに、別れた夫を見返してやりたいという、ちょっとドロドロした気持ちもありました。
そんな原動力もあり、営業職は初めてだったけど2年間は本当に必死にがんばったんです。
ただひたすら…「契約!契約!」
とにかく「稼がねば!」
で頭がいっぱい💦
いつの頃からか、相手の話もほとんど聞かず、一方的に営業トークばかり…。
「いや〜、もう帰ってよ…」って言われたことも(泣)
そりゃそうだよ。
そんなゴリ押しだけのセールス、私だってドン引きするって…。
だけど自分の事って、見えないんですよね。
成績好調から一転、月給はまさかの35,000円に!
実は、最初の1年目は会社や上司のサポートが手厚かったおかげで、月給30万円を超える月も何度かありました。
「え?私って営業のセンスヤバくね?素質ありじゃん!」
「これはイケる!」と大きな勘違い💦
(過去にもこんな勘違いしたことあったな〜w)
⇛エアロビクスインストラクターに誘われた時の話し
だけど、2年目後半には全然アポも取れなくなって
ついに、苦し紛れに突撃訪問したお宅のおじいちゃんに
「出てけー💢」
「二度と来るんじゃねー💢」
と怒鳴られ、おにぎり🍙を投げつけられてる始末w
髪に米つぶを絡ませたまま、半泣きで支部に帰りました(ToT)
(その後、おじいちゃんとは和解しました)
ダメな時は、本当に全く契約が取れないもんです。
会社の規定で「成果基準」という約束があり、最低でも2件以上の契約を取らないと、いくら活動しても月の給料は基本給のみの1桁万円です。
2ヶ月間、成果ゼロだった時の給与は、手取りでなんとたったの35,000円…。
子ども達の食費にもなりません。
金額も情けなかったのですが、
自分の2ヶ月間の活動評価が、たった35,000円という小さな数字だったことに涙が止まりませんでした。
現実って、ほんと厳しい〜〜(´;ω;`)
キラキラ✨を手放して、やっと現実を見た
気持ちは焦るのに全く売上が立たないと、不安ばかりがこみ上げてきます。
独り身だったら全然なんてことない!気に病むこともないはずなのに…2人の息子たちのことを考えると、
契約が取れない=稼げない=まともに仕事ができない=親として失格
と、どんどん自分が情けなくなっていきます。
自信が無くなるって恐ろしいもので、身体にも影響が出てしまうんですね。
右のこめかみの上部分が円形脱毛になってしまいました。
そんなふうに、身体に変化が現れてからようやく、
「少なくてもいい。安定した収入が欲しい」
「キラキラ✨してて、誰かに憧れられたい!と思う自分の欲望より、息子たちと3人で安心して暮らしたい」
と、ちょっと落ち着いて考えられるようになりました。
でも世の中は就職氷河期…40代ママの壁は高い!
だけどこの頃、世間は就職氷河期ど真ん中。
40歳、資格なし、子ども2人のおばさんに正職なんて、なかなか見つからない…。
貯金は相変わらずゼロ!
「痩せる機械」のローンはまだ続いていたし、加えて軽自動車のローンまで組んでしまい、どんど
首が回らなくなっていました。
まとめ:キラキラ✨に惹かれて転がり落ちた2年間。でも、全部ムダじゃなかった!
離婚して、子ども2人を抱えて「なんとかなるっしょ〜」ってノリで始めた保険の仕事。
最初は調子よかったのに、最後は円形脱毛になるまでストレスを抱え込んで、お給料は手取り3万ちょっと…(´;ω;`)
もう、今思い出しても残念過ぎて泣けてきます。
どうしてそんなに、いつもいつも私ってば「キラキラ✨」に憧れるんだろう?
でも、あの2年間、私なりに本当に必死だったし、
何より「頑張ろう!」って思ってた気持ちはホンモノだったから…
たとえ失敗ばっかりでも、ムダだったとは思ってないんです。
ようやく
「地に足ついた生活がしたい」
「本気で子ども達を守りたい」
「なんとかなるっしょ〜」はもう卒業!
って思えたのも、この経験があったから。
まあ実際には、その“地に足”つくまでに、まだまだ迷走は続くんですけどね…w
モヤモヤしてた気持ちが、あっという間にスッキリ解決した本を紹介!
保険のセールスを2年間していたときに
「あれ?」
って感じることがいくつかありました。
・お客様のご要望、・ご希望に、100%寄り添うような保険を設計すると、営業成績カウント1件に満たない
・長く掛けていただいていた保険を下取りに出して、最新の保険に転換すると…お客様が損してる気がする
・死亡保険って、何千万円も本当に必要なのかな?
などなど…。
販売している私が「はて?」と感じていたのですから、説得力も無くなり売れないのは当然です。
で、その時の「はて?」は、何年もずっーと私の中のモヤモヤした疑問だったのですが
この「お金の大学」を呼んで
「そうそう!そーなの!全くその通りなの!」
と、ずっと心にあったモヤモヤがスッキリ解消されたんです。
元生保レディとして「お金と保険を知れる」お勧めの書籍です!
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次回もまた、笑ったりあきれたりしながら読んでもらえたら嬉しいです😊